Japan Mobility Show Kansai 2025で見た、メルセデス・ベンツの価値———メルセデス・マイバッハが体現する、究極のラグジュアリー コラム ブランド

2025年12月5日（金）～７日（日）の3日間、インテックス大阪にてJapan Mobility Show Kansai 2025／第13回大阪モーターショーが開催されました。メルセデス・ベンツのブースには7台の車両が展示され、中でも、ひときわ多くの来場者の注目を集めていたのが、2台のメルセデス・マイバッハのモデルでした。メルセデス・マイバッハは、メルセデス・ベンツの最上級ブランドと位置づけられていますが、その理由は単なる豪華さや希少性にとどまりません。メルセデス・マイバッハは、メルセデス・ベンツが長年にわたり追求してきた車がもたらす究極のラグジュアリーの価値を体現する存在です。本記事では、メルセデス・マイバッハに込められた思いに触れながら、Japan Mobility Show Kansai 2025で展示された車両が持つ魅力を紹介します。

メルセデス・マイバッハは、メルセデス・ベンツにおける最上位のラグジュアリーブランドとして位置づけられています。そのブランド名は、先駆的な自動車技術の開発に携わった技術者、ヴィルヘルム・マイバッハに由来しています。ヴィルヘルム・マイバッハが1909年に創業したマイバッハ社は、飛行船に搭載する高性能エンジンを製造していましたが、1920年代にヴィルヘルムの息子カール・マイバッハが後継者となり自動車の開発・生産を行いました。

ヴィルヘルム・マイバッハの信条は、「Creating the best of all from the best of all（最高のものから、最高のものを生み出す）」であり、1920年代から登場したMaybach Zeppelinというモデルは、当時のトップレベルのパワーと快適性、品質を備えた、クラシック高級車の象徴として語り継がれています。ヴィルヘルム・マイバッハの思いは今もなお受け継がれており、現在のメルセデス・マイバッハは、高級感、最高の快適性を重視した車両設計や、高度な安全技術、内外装における素材選定や仕立てに特徴を持つブランドとして展開されています。現行モデルでは、メルセデス・ベンツの最新技術を基盤としつつ、静粛性や乗員空間の快適性を高めるための専用装備や設計が採用されています。

今回のJapan Mobility Show Kansai 2025のメルセデスのブースでは、一部展示車両に乗り込んで操作感や乗り心地、内装の質感などを確認できる体験が提供されていました。専門スタッフによる丁寧な説明を受けられる機会も用意されており、メルセデスが目指す上質なモビリティの価値を体験できる場となっていました。
メルセデス・ベンツ正規販売店では、より詳しいモデルの説明や、試乗体験を通し、走行時の乗り心地や上質なドライビング環境を体感いただけます。是非店舗ショールームでご体感ください。試乗予約やお車選びのご相談を通じて、お客様のライフスタイルに合った一台をご提案いたします。