雪道でメルセデスが安定する理由 コラム メンテナンス
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記事内容
- ESP®——横滑り防止システム
- 4MATIC®——安定した走行を維持する四輪駆動
- スタッドレスタイヤが「安定性」をさらに引き出す理由
- 冬を迎える前に。今こそ“準備”のタイミング
ESP®——横滑り防止制御システム
ESPは通常の運転時はもちろん、雨天や雪道などの滑りやすい路面でも大きな効果を発揮します。特に雪上では、わずかなスリップを検知した時点でブレーキやエンジントルクを自動制御し、車の横滑りやスピンを防ぎます。滑りやすい路面でもドライバーが落ち着いて運転できるようサポートする安全装置です。
4MATIC®——安定した走行を維持する四輪駆動
4MATICには、モデルによって、前後のトルク配分が固定されたタイプと、走行状況に応じて前後駆動力を自動で変化させる可変タイプがあります。可変型では、前輪駆動車ベース向けのモデルは前後100:0〜50:50の範囲で、SUV向けなどでは0:100〜100:0の範囲で変化し、雪道や凍結路などの低摩擦路面でも高い安定性を維持します。
4MATIC専用の4ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)および4ETS(エレクトロニック・トラクション・システム:空転制御システム)との連携により、横滑りやタイヤの空転などを抑制し、高い走行安定性を確保します。このように、4MATICはモデルや駆動方式によって仕組みは異なるものの、いずれも雪道を含む様々な環境での走行時における車両の安定性が保たれ、安全性を向上させます。
スタッドレスタイヤが「安定性」をさらに引き出す理由
スタッドレスタイヤ特有の深い溝は、雪を柱状に踏み固めてそれを引きちぎる「雪柱せん断効果」により駆動力と制動力を確保します。凍結路においても細かな溝や切り込みが滑りの原因となる水膜を除去し、氷の路面を引っかくことで氷上での力強いグリップを作り出します。さらに、スタッドレスタイヤは低温でも柔軟性を保てる特殊配合のゴムを使用しています。気温が0℃を下回る環境でもタイヤがしなやかに路面に密着し、接地面積を確保。これらの働きが、氷雪路での発進やブレーキングを支えており、結果として、滑りやすい雪上・氷上路面でも車両が安定し、車をコントロールできるようになります。
メルセデス・ベンツでは、車両特性に合わせて推奨スタッドレスタイヤを設定しています。車体重量やモデルの特性に基づいて最適化された純正スタッドレスタイヤは、氷雪路での操縦安定性と快適性を高いレベルで両立。冬の安全を守るために、スタッドレスタイヤは欠かすことのできない存在です。
冬を迎える前に。
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*1:メルセデス・ベンツAG推奨ウィンタースペック(ホイール:サイズ、タイヤ:サイズ/荷重指数、ただし速度記号は除く)でのセットとなり、新車装着スペックとは異なる場合があります。*2:パンク補償では、タイヤ損傷時に新品タイヤ1本と損傷タイヤから新品タイヤに交換する工賃、損傷タイヤの処分費用を無料でご提供します。なお、パンク補償付きとなる対象タイヤには条件がございますので、詳細はメルセデス・ベンツ正規販売店/指定サービス工場にご確認ください。
まとめ
- 画像はイメージです。
- 本記事で紹介する内容は、調査時点(2025.10)の内容で、現在と異なる場合があります。
- これらの機能、装備や紹介内容は車種やモデル、オプションにより装着の有無、オプション設定の有無、数値が異なります。詳細は販売店までお問合せください。
- これらの機能はドライバーの安全運転を前提としたシステムで、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。このシステムは走行中の状況により、認識性能・制御性能に限界がありますので、システムだけに頼った運転は行わず、安全運転を心がけてください。ご使用の際には必ず取扱説明書をお読みください。