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雪道を走るメルセデス・ベンツ

冬の道路では、わずかな積雪や凍結が不安を呼びます。ブレーキを踏んでも止まらない、カーブで滑る——。そんな瞬間を防ぐために重要なのが車両の安定性。メルセデス・ベンツは、様々な環境でもドライバーが安心してハンドルを握れるよう、技術を磨き続けてきました。横滑りを防ぐ機能や、安定した走行を維持する駆動力、氷雪路面でもグリップ力を生み出すタイヤ。これらの技術と備えが一体となることで、雪道での走行に安心感が生まれます。この記事では、メルセデス・ベンツが冬の道で発揮する「安定性」の仕組みと、その性能を最大限に引き出すための備えについてご紹介します。

  • ESP®——横滑り防止システム
  • 4MATIC®——安定した走行を維持する四輪駆動
  • スタッドレスタイヤが「安定性」をさらに引き出す理由
  • 冬を迎える前に。今こそ“準備”のタイミング

メルセデス・ベンツの多くのモデルに搭載されている「ESP®(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)」は、車両の横滑りやスピンを未然に防ぐための電子制御安全装置です。車両に搭載された5種類のセンサー(車輪の回転速度、横方向加速度、ステアリング角、ブレーキ圧、ヨーレート)が車の挙動を感知し、ドライバーが望むコースから外れると車を元のコースに戻すよう制御を行います。アンダーステアが検知された場合には内側後輪、オーバーステア時には外側前輪にブレーキをかけることで、車体の向きを補正し、元の走行ラインへと戻すように制御します。
ESPは通常の運転時はもちろん、雨天や雪道などの滑りやすい路面でも大きな効果を発揮します。特に雪上では、わずかなスリップを検知した時点でブレーキやエンジントルクを自動制御し、車の横滑りやスピンを防ぎます。滑りやすい路面でもドライバーが落ち着いて運転できるようサポートする安全装置です。

雪道を走るメルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツの一部モデルには、「4MATIC®」と呼ばれる四輪駆動システムが採用されています。これは、雪道や雨天などの滑りやすい路面でも安定した走行を可能にする技術で、前後のアクスル(車輪を取り付ける軸部分)へ駆動力を最適に分配することで、タイヤがしっかりと路面をとらえ続けるように制御します。
4MATICには、モデルによって、前後のトルク配分が固定されたタイプと、走行状況に応じて前後駆動力を自動で変化させる可変タイプがあります。可変型では、前輪駆動車ベース向けのモデルは前後100:0〜50:50の範囲で、SUV向けなどでは0:100〜100:0の範囲で変化し、雪道や凍結路などの低摩擦路面でも高い安定性を維持します。
4MATIC専用の4ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)および4ETS(エレクトロニック・トラクション・システム:空転制御システム)との連携により、横滑りやタイヤの空転などを抑制し、高い走行安定性を確保します。このように、4MATICはモデルや駆動方式によって仕組みは異なるものの、いずれも雪道を含む様々な環境での走行時における車両の安定性が保たれ、安全性を向上させます。

雪道を走るメルセデス・ベンツ

雪道での安定性を保つ上で、最も重要な要素のひとつが「タイヤ」です。どれほど高性能な電子制御システムや駆動力を備えていても、実際に路面と力を伝え合うのはタイヤだけ。冬の道路では、タイヤの質が安全性を大きく左右します。雪道や凍結路面では、サマータイヤが想定していない現象が起こります。雪道では、柔らかな雪がタイヤと路面の間に入り込み、空転を引き起こします。凍結路では、氷の表面に水膜が生じ、摩擦力が急激に低下し、タイヤが滑りやすくなります。この「滑り」を抑え、安定したグリップを生み出すのがスタッドレスタイヤです。
スタッドレスタイヤ特有の深い溝は、雪を柱状に踏み固めてそれを引きちぎる「雪柱せん断効果」により駆動力と制動力を確保します。凍結路においても細かな溝や切り込みが滑りの原因となる水膜を除去し、氷の路面を引っかくことで氷上での力強いグリップを作り出します。さらに、スタッドレスタイヤは低温でも柔軟性を保てる特殊配合のゴムを使用しています。気温が0℃を下回る環境でもタイヤがしなやかに路面に密着し、接地面積を確保。これらの働きが、氷雪路での発進やブレーキングを支えており、結果として、滑りやすい雪上・氷上路面でも車両が安定し、車をコントロールできるようになります。
メルセデス・ベンツでは、車両特性に合わせて推奨スタッドレスタイヤを設定しています。車体重量やモデルの特性に基づいて最適化された純正スタッドレスタイヤは、氷雪路での操縦安定性と快適性を高いレベルで両立。冬の安全を守るために、スタッドレスタイヤは欠かすことのできない存在です。

スタッドレスタイヤ

冬の季節、気温が下がると、サマータイヤのゴムは硬化し、グリップ性能が急速に低下します。スタッドレスタイヤへの交換は、雪や凍結の予報が出てからでは遅い場合が多く、冬の安全な走行は早めの準備が鍵となります。路面状況が安定しているうちに、スタッドレスタイヤへの交換を検討することが大切です。
メルセデスのために設計された純正アルミホイールは、デザインバランスを保つだけでなく、車両のパフォーマンスや安全性能も最大限に引き出します。正規販売店ではウィンタータイヤと純正アルミホイールをセット*1でご用意するとともに、さらに、1台分(4本)をご購入いただくとタイヤパンク補償*2を無料でご提供。パンクなどの万が一に備え、純正ならではの安心をお届けします。冬のドライビングを安全に、快適に。万全な準備を足まわりからサポートします。

*1:メルセデス・ベンツAG推奨ウィンタースペック(ホイール:サイズ、タイヤ:サイズ/荷重指数、ただし速度記号は除く)でのセットとなり、新車装着スペックとは異なる場合があります。*2:パンク補償では、タイヤ損傷時に新品タイヤ1本と損傷タイヤから新品タイヤに交換する工賃、損傷タイヤの処分費用を無料でご提供します。なお、パンク補償付きとなる対象タイヤには条件がございますので、詳細はメルセデス・ベンツ正規販売店/指定サービス工場にご確認ください。

純正アルミホイール&ウィンタータイヤセットご購入サポートキャンペーン

メルセデス・ベンツは、あらゆる路面状況でも安心して運転できるよう、安全性と走行安定性を重視した開発を続けてきました。横滑りを抑えるESP、安定した走行を維持する4MATIC、そして氷雪路面でもグリップ力を生み出すスタッドレスタイヤ。これらの技術と装備が一体となって、冬の道でもブレない安定性と安心感を生み出します。雪が降る前の今こそ、万全な準備を整える絶好のタイミングです。メルセデス・ベンツ正規販売店では、各モデル専用のスタッドレスタイヤ&純正アルミホイールセットを特別価格でご案内しています。純正ならではの高い品質と、もしもの時にも安心のサポート体制で、冬の路面でも、安定した走りと安心をしっかりと支えます。雪が降る前の今こそ、安心のための準備を始めましょう。
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  • 本記事で紹介する内容は、調査時点(2025.10)の内容で、現在と異なる場合があります。
  • これらの機能、装備や紹介内容は車種やモデル、オプションにより装着の有無、オプション設定の有無、数値が異なります。詳細は販売店までお問合せください。
  • これらの機能はドライバーの安全運転を前提としたシステムで、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。このシステムは走行中の状況により、認識性能・制御性能に限界がありますので、システムだけに頼った運転は行わず、安全運転を心がけてください。ご使用の際には必ず取扱説明書をお読みください。

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